しじみが持っているビタミンB12
しじみのビタミンB12含有量はダントツだと言われています。
100g当たり62.4μgです。
魚介類は一般に多いのですが、そのなかでもトップです。
ビタミンB12は葉酸と共に悪性貧血を防ぐ効果があり、神経細胞内の核質やタンパク質を合成、修復する効果もあります。
言い換えると、不足すると悪性貧血になるということなのですが、なかなかB12の欠乏症になることはなく、結果それが主因の悪性貧血はほんとんどありません。
しかし、体の調整作用を行うビタミン中アミノ酸に関係するものでありますので、なんとなく弱った体をケアするには十分摂っておくことが勧められます。
ビタミンB12に関してのみ言えば、過剰摂取でも重篤な副作用の心配もありません。
ちなみに、成人に必要な一日量は、2.4μgですから、理論上はしじみだけでも4g程を食べれば十分です。
これはしじみの味噌汁に入っている程度の量で十分ということになります。
ちなみに、前述の葉酸というのは水溶性ビタミンで対内でのアミノ酸の合成に必要な成分です。
この葉酸はしじみには100g当り17μgとあまり含まれていません。
ですから、他の食べ物、特にレバーや緑黄色野菜に多く含まれてるのでバランスの良い食事摂取が重要となります。