アルコール摂取したときはしじみを
飲みすぎて二日酔いになると、頭痛や吐き気など様々な症状が起きます。
加齢とともに、なかなかお酒が抜けないという方も多いのではないでしょうか。
二日酔いは予防と飲酒後のケアが大事です。
二日酔い予防法としては、飲酒前に水分補給をすることです。アルコールは利尿作用があるので、水分を補給することで脱水による頭痛や吐き気を予防することができます。
そして、アルコール摂取後にオススメなのがしじみです。
しじみにはアミノ酸、ミネラル、ビタミンが豊富に含まれていますが、二日酔い予防に効果的な成分がオルニチンです。
オルニチンは肝臓内でオルニチン→シトルリン→アルギニンと変化しながら、肝臓に取り込まれた有毒なアンモニアを無毒な尿素に変換するサポートを促します。
最終的にはまたオルニチンに戻るのですが、この回路はオルニチンサイクルとよばれています。
このオルニチンサイクルによって肝機能が向上すると、肝臓の本来の役割である解毒機能が高まります。これにより、アルコールの分解がスムーズに行われるようになるので、飲酒前・飲酒後にしじみを摂ることで、二日酔いを予防することができるのです。
またしじみには肝臓の働きを助けるメチオニン、肝臓を活性化させるグリコーゲン、解毒作用を高めるタウリンも含まれています。
ですから、しじみを摂ることで、強力に二日酔いを予防することができるのです。
二日酔いを予防するしじみの摂り方をご紹介します。
自宅でお酒を飲む場合には、おつまみやシメでしじみの料理を食べるようにしましょう。外でお酒を飲むときには、なかなかしじみ料理を食べることはできませんよね。
そんな時には、飲酒前後にしじみの成分が含まれているドリンクやサプリを摂ることをオススメします。
コンビニやドラッグストアなどで手軽に購入できるので、急な飲み会にも対応できます。
飲みすぎないようにお酒の量を控えたり、お酒と一緒に水を飲むだけでも効果があります。
お酒の飲み方を意識的に変える+しじみの摂取で、二日酔いを予防しましょう。