※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

しじみとえのきの相性

しじみとえのきは何の関係もなさそうな食品ですが、実はこの二つの食品にはある共通点があります。
それはオルニチンです。
オルニチンは非必須アミノ酸の一種で、肝機能向上作用、成長ホルモン分泌促進作用などがある成分です。
しじみにはオルニチンが100gあたり、10.7~15.3mg含まれており、えのきには14.0mg含まれています。
オルニチンが含まれている食品はほかにもありますが、これだけ多くのオルニチンが含まれている食材はしじみとえのきだけです。

オルニチンが豊富なしじみとえのきをオススメな方は、飲酒習慣のある方、肝臓をいたわりたい方、疲労を回復させたい方、免疫力を高めたい方です。

それではそれぞれの食品のオルニチン以外の栄養について簡単にみていきましょう。
まずはしじみについてお話します。
しじみにはビタミン、ミネラル、アミノ酸が豊富に含まれています。
注目すべき成分が鉄とビタミンB12です。鉄もビタミンB12も赤血球の形成や再生に欠かせない栄養素です。
しじみを摂ることで貧血を予防できるので、貧血気味の方はもちろん妊婦さんにもオススメです。

続いてはえのきです。
えのきには食物繊維、β-グルカン、ビタミンB1、GABAなどを豊富に含まれています。
この中で注目すべき成分がβ-グルカンです。β-グルカンは免疫力を増加させる成分なので、風邪、インフルエンザ、生活習慣病を予防することができます。
また、えのきには食物繊維がたくさん含まれており、腸内環境を整えてスムーズな排便を促すことができます。

このようにしじみもえのきも様々な健康効果がある食品です。
オルニチンという同じ成分を多く含む食品を一緒に摂取することで、健康効果を実感しやすくなります。

えのきはシンプルな味で使いやすく、普段から料理に使っているという方も多いと思います。
しじみは調理しにくいので殻のない乾燥しじみを使うと、料理のレパートリーが増えます。
この二つを同時に使えるオススメの調理法が炊き込みご飯です。
えのきは細かく切って使用すると、食べやすく風味も出やすいです。
乾燥しじみはそのまま使えるので、えのきとお好みの具材と調味料を併せて一緒に炊くだけ。

どちらも健康に良い食品なので、特にお酒を飲む習慣のある方はしじみとえのきを摂るようにしてくださいね。

トップに戻る